今年は初めてクロオオアリの結婚飛行を見たり、そのまま新女王の捕獲に初めて成功したりと色々と初体験をすることが多い2019年でした。
しかしまだまだ僕の2019年初体験の年は終わっていなかったようで、またまた新たな初体験を経験することになりました!(笑)
そんな僕の初体験をご紹介します!
この記事の目次
もちろん初体験とは新たな結婚飛行後の女王アリを捕獲した話です!
今年の夏前に狙っていたクロオオアリの結婚飛行後の新女王を捕まえてからは、特に意識をして他の新しい新女王アリを捕まえようと行動はしていなかったのですが、一応軽い気持ちで歩きながらいないかなぁと探していたりはしていたんですけど・・・
なんと今回捕獲した場所は、自分が働いている会社の玄関前です(笑)
いつの話かで言うと実はちょっと前の話なんですけど、会社の前で商談を行うために商談相手を待っていた時です。
ふと足元を見ると、なんとすでに翅を落とした後のケアリ系の新女王アリが毛づくろい?をしているじゃありませんか!
その時はもちろん商談相手を待っている状態だったので、捕獲ケースなんて持っていないですし、代用出来る物も持っていません。
もし商談相手がアリだったら捕獲ケースを持っているんでしょうけど、流石に大人少年(自称)の僕でもアリと商談はしないですからね(笑)
見たところ特に外傷もなく、つい先ほど翅を落としたばかりなのかなと思われるほど綺麗な個体だったので、これは捕獲するしかないっ!
と思い、僕がとった行動は・・・
近くの自動販売機でペットボトルを買って一気に飲み干しました!
そして空になったペットボトルのキャップをそっとその新女王アリにかぶせて、ソワソワした気持ちのまま放置して、予定していた商談を1時間程度行いました。
もちろん、その商談中はずっとアリの事を考えていたので、内容は同僚が書いた議事録を読んでから把握しました(笑)
休憩時間になってから急いでキャップの下の新女王アリを確認しに行ったら、ちゃんとまだ元気に毛づくろい?をしていたので、そのまま急いで100均に行って捕獲に使える透明なカップを購入して捕獲に成功しました!
いつも通り濡らしたティッシュを一緒に入れて湿度を保てるようにした後は、会社のロッカーに保管して、そのままその日は早退して家に・・・・
帰りたい気持ちを我慢してなんとか定時までちゃんと仕事をしました!
ケアリ系を捕獲したのは初めてなので、飼育方法等を色々とネットで調べてみましたが、基本的にそんなにクロオオアリの飼育方法と変わらないようなので、家に帰ってからは他のアリ達と同じように、石膏が入った100均のクリアケースに入れてワーカーが育つまでは特にエサを与えずに飼育してみようと思います。
捕獲した時期(日)は7月18日、時間帯はお昼頃です!
後から撮影した写真の情報を調べたところ、捕獲した日は2019年7月18日のお昼頃です。
実はこのケアリ系の女王アリですが、種類がなんなのか未だに判別出来ていないんですよね・・・
アリ飼育初心者なので、恐らくというレベルでトビイロケアリなのかなとは思っているんですけど、どうも確定までは出来ていなくて。。。
なので、この記事の写真を見て判別が出来る方がいましたら是非コメント等で教えて頂けると助かります(;^_^A
今年は本当にアリ飼育者として色々な体験だったり、情報収集をしている中で新たな発見や気付きをすることが出来て、本当に充実した1年になっているなぁと感じます。
アリ飼育の楽しさをもっと周りの人達にも共有していきたいなぁと思いますが、まだまだ日本ではそこまでアリを飼育するという事が一般化していないので、この喜びを誰かに話すことが出来ないんですよね・・・
ふとした時にアリを飼育しているという話を周りの友人や同僚に話すと、必ず帰ってくる反応としては「えっ?!」という反応です(笑)
そして僕がアリ飼育の楽しさや、アリの生態(寿命の話や意外な社会性)を話すと、そうなんだ?凄いね!という反応をされて終わりというのが大体の流れですな。
湿度管理とエサ選び、そして新たな石膏巣の作成!
アリ飼育の楽しみの一つでもある、石膏巣の作成をするにあたって、どんな形にするかを今後色々と調べながらやっていこうと思いますが、ケアリはコロニーが大きくなるのが凄く早いらしいので、割と大きめの石膏巣が良いんですかね?
さらに、クロオオアリやクロヤマアリよりも湿度管理は気を付けないといけないようなので、その辺はしっかりと注意して飼育していこうと思います!
これで我が家にはクロヤマアリ、クロオオアリ、ケアリ、と大分アリ飼育者っぽくなってきたので、今後飼育するだけじゃなく、色々と実験をしてこれからアリ飼育をする方への情報発信や、アリ飼育の魅力をお届け出来たらいいなと思います!
僕自身がまだ試行錯誤の状態でアリ飼育をしているので、もうちょっと先の話になるのかなぁとは思いますが(-_-;)
それでは今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!