今年に捕獲した別のクロオオアリ新女王コロニーが成長して、働きアリも増えてきたので、また新たに自作石膏巣ケースを作成します!
せっかくなので作り方も紹介していこうかなと思います!
が、作り始めたら熱中し過ぎてしまい、写真を撮るのを忘れが何度か発生していますが、出来る限り分かりやすく説明していこうと思います!
作り方の前にまずは必要な道具をご紹介!
- 石膏
- クリアケース(100均で売ってます)
- 彫刻刀
- チューブ(内径6ミリ程度)
- 穴を開けるためのドリル
- エサ場用のクリアケース
まずは石膏巣を作るので、石膏が必要になります。
これはホームセンターなどで600円くらいで買えます。
僕はいつもこれを使用しています。
石膏自体の作り方は水と石膏を混ぜるだけなんですけど、僕はいつも通常の配分よりも少し石膏を多くしてカッチカチになるようにしています。
と言ってもいつも目分量でやっているし、石膏を多めにすると固くなるのかもよく分かっていないです(笑)
そしてクリアケースは、アリ達が住みかとなる場所なので、形や大きさは好きなものをお選びいただければいいのかなと思いますが、僕はよくこれを使用しています。
もちろん100均で買えるやつなので、プラスチックです。
あとは、出来上がった石膏を削るための彫刻刀と、餌場を連結するためのチューブを用意して、穴を開けるためのドリル、そしてエサ場として使うクリアケースを用意すればOKだと思います!
まずは本体となる石膏巣の部分を作ります!
石膏を作るんですけど、この時に注意点というか、僕が一回やった失敗談を言っておくと、石膏巣にしようとしていたクリアケースで石膏を作ろうとした結果、かき混ぜる工程でクリアケースが傷だらけになったという事です。。
基本的に僕がめんどくさがりなだけで、そんな失敗しないよ!
と言われるかもしれませんが、もしかしたらと思って書きました。
なので、石膏を作るときはバケツとか他の入れ物で作ってからクリアケースに流し込んだ方が良いですよ!
手順としては・・・
- バケツに水を入れる
- その中に石膏を混ぜる
- よーくかき混ぜる
- 固まり始めたらクリアケースに流し込む
これは完全に僕のやり方で、他のアリ飼育者の先輩方達がやっている工夫としては・・・
・石膏に絵の具を混ぜる
これは石膏が乾燥しているかどうかが見た目で分かりやすいというメリットがあります。
僕が今回絵の具を入れなかったのは単純に買い忘れたからです(笑)
なので、基本的には好きな色の絵の具を混ぜるのをおすすめします!
・クリアケースに粘土を付けておく
これは後から固まった石膏を削る手間を省くためですね。
アリ達が住みかとする部屋を先に粘土で形成して、クリアケースにくっつけた状態で石膏を流し込むと、その後の手間を省くことが出来るんです。
ただ、僕は削りながら巣(部屋)を考えて作るのが好きなので、いつも粘土を使わずに作成しています。
・ケースの内側に油を塗る
これは固まった石膏を抜き取る工程が行いやすくなる効果があるようです。
ただ、僕はいつも油とかは塗らずにやって特に問題無かったので、これはやっていません。
上の画像はバケツでかき混ぜた石膏をクリアケースに流し込んだ状態ですね。
で、この状態でしばらく(2~3日)放置します。
そしてある程度固まったかなという状態になったら。
こんな風に逆さまにして底の部分を押したり、斜めにして体重かけたり、とにかく空気を入れ込むようにしていると、気持ち良いくらい中の石膏を抜き取ることが出来ます。
はい、こんな感じです。
で、この状態はまだ固まりきっていないので彫刻刀で簡単に削ることが出来るので、僕はいつもこの状態で削って部屋を形成してからさらに一週間くらい放置して完全に乾かします。
完全に乾燥させた状態にしないと、アリ達が削ってしまうからですね。
削りカスが出てしまうとアリ達が壁にくっつけて観察し難くなるので、早く引っ越しさせたい気持ちをぐっとこらえた方が良いと思います!
固まった石膏を削る作業に入ります!
個人的にはこの作業がすごく好きです。
そして今回使用したのは同じ作り方で用意したこちらです。
これを自分の好きなように彫刻刀で削っていくのですが、この時に削りカスがたくさん出るのでビニール袋の上で削ると後で捨てるときに楽ですよ。
で、完成した状態がこちら。
今回は特に何も考えずに作ったので特に工夫はされていません。
早く引っ越しさせてあげなきゃと言う気持ちが強すぎました。
もちろん、削るときは手を切る可能性もあるので十分に注意をして行って下さいね?
小さな良い子達は大人にやってもらうか、ちゃんと大人に観てもらうかして一人でやらないようにして下さいね?
そして削り終わったら細かい削りカスは水で洗い流します。
その後は、一度クリアケースに入れて、アリ達の引っ越し用の穴をクリアケース本体に開けるのと、今回は縦型なので、クリアケースの蓋にもチューブ接続用の穴を開けます。
そして完成した女王アリ飼育石膏ケースがこちら
画像を見てもらうと分かるように、エサ場となるケースの底部分にも接続用の穴を開けています。
ここまで出来たら、あとは引っ越しをしてもらうようにアリ達の入ったケースをこの石膏巣の引っ越し用の穴とチューブで接続するだけですね。
引越しをするには時間がかかるときもあればいきなりすぐに引っ越しをすることもあるので、焦らずに待つしかないです。
もし、早く引っ越しして欲しいときは、過去の記事でも書いたと思いますが引っ越しさせたい石膏巣を暗くして、引っ越し前のケースを懐中電灯とかで照らすと早めに引っ越しするらしいです。
僕は基本的には引っ越すまでなるべくストレスを与えないように待つ派ですけどね。
こんな感じで石膏巣の作り方を紹介してみましたが、結構同じように石膏巣の作り方を紹介しているサイト、ブログがありますのでそちらも参考にしていただいてもいいと言うか、もしかしたらそっちの方が分かりやすく書いてあるかもしれません。。。
まだまだ文章力や情報発信力が未熟で申し訳ないです。。
まぁ、もしこんな形で少しでもこれからアリ飼育をしていこうかなと考えている人の力になれたら嬉しいなと思います!
それでは今回も最後まで読んで頂きありがとうございました!