どうもこんにちは!
アリ飼育系男子のひでぼうです(笑)
今回は女王アリを飼育するには絶対に必要な石膏巣を新たな工夫を加えて作成してみたので、それをご紹介していきます!
と言ってもそんなに画期的な工夫ではありませんので、期待し過ぎないでくださいね(^^;
この記事の目次
基本形はいつもの縦型石膏巣です!
基本となる形はいつもの縦型石膏巣の形ですが、今までの縦型石膏巣だと水滴が付いてしまって観察がし辛くなるという課題点がありました。
その原因として、アリ達は乾燥に弱いので定期的に石膏に水分を補給しないといけないのですが、下の方にまでしみ込ませたいという気持ちが強くなってしまい水を多く与え過ぎてしまうのが原因だと考えられます。
もちろん、適量の水を入れれば問題は解決するのかもしれませんが、どうしても入れ過ぎてしまうんですよね。。。
なので、今回は水分を全体に浸透させやすくする工夫を施しました
下の写真をよーく見ていただけるとお分かりになると思うのですが、背面側に何か刺さっているのがお分かりいただけますでしょうか?
まぁ、ただの割り箸なんですけど、固める際に割り箸を底まで差して固めただけなんです。
こんな感じですね。
もちろん固まってから後で彫刻刀で削れば良いのかもしれませんが、固まる前に割り箸を差し込んでおくことでその手間を省けるので今回はこんな感じで固めてみました。
固まったあとに行う作業(工程)はと言うと・・・
いつものように、石膏が完全に乾燥してからアリ達の生活スペースを彫刻刀で削ってからもう一度ケースに入れてから割り箸を挿して、エサ場まで連結させるチューブを挿します。
そして、チューブの所に出来た隙間を埋めるのと、上部からアリ達が脱走しないようにする目的のためにもう一度上から石膏を流し込んで固めます。
こんな感じですね。
ちょっと割り箸を抜いた状態で写真を撮ってしまっているのはご愛敬ということで。
ちなみに、ケースから取り出した状態だとこんな感じです。
この裏側の隙間に水が入ってくれば底まで水が浸透するだろうという計算ですな。
そしてこの新縦型石膏巣に引越しする新女王アリコロニーは
こちらのコロニーですね。
このコロニーは今年の結婚飛行時期に捕獲した新女王アリなんですけど、実は一番数が増えたコロニーで、ワーカーが映っていないのも含めると全部で32匹まで増えているんです!
どうしてもっと早く石膏巣に移さなかったかと言うと、この女王アリは触覚が少し切れていて、もしかしたらお星様になってしまうのでは?という気がしていて、あまり動かさないように慎重に飼育していたんです。
分かりますかね?
右側の触覚が少しだけ切れてしまっていて短いんです。。
でも、結局一番大コロニーになっていますし、このまま冬を越させるのは可哀想かなと思ったので今回こちらのコロニーを引越しさせることにしました!
https://hdklife.com/archives/1066
石膏巣に連結して引越し待ちの状態です!
ここから引越しが完了するのは待つしかないので、このまましばらく様子を見ていこうと思います!
早く引越ししくてくれると良いのですが、こればっかりはアリ任せですね。
変に刺激しても可哀想なので根気よく待つことにしましょう!
引越しが完了したり、新しい石膏巣の使いこごちとかはまた後日紹介していくつもりなので、もし良ければまたチェックしていただけると嬉しいです!
それでは今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!
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