クワガタ-LIFE

初めての国産オオクワガタ産卵に挑戦!

去年から始めた念願のオオクワガタ飼育ですが、去年のヤフオク規制前に幼虫だけでなく今年のブリード用として成虫も数匹購入していました。
そして産卵の時期が来たということで、少し前にさかのぼった内容ではありますが初めての産卵セットを組む!ということで自分への記録用にもなると思いブログでございます!

国産オオクワガタの産卵セットを作るのに必要な物!

まず、初心者ながらも色々と調べて今回の産卵セットを組むうえで用意したものは以下のものとなります。

産卵セットに必要なもの

・飼育ケース
・床材として使うマット
・産卵材
・転倒防止材
・昆虫ゼリー

基本的には上記の物を準備すればとりあえずは問題無いのかなと思います。
一つづつ説明をしていくと…

飼育ケース

まずはケースですが、これは基本的にはある程度の大きさがあれば何でも良いとのことでしたが、今回僕が用意したのは『コバエシャッター(中)』をチョイスしました。
選んだ理由は

1.コバエ対策としてとても優秀
2.湿度管理が楽
3.サイズもちょうど良く観察もしやすい

やはり昆虫飼育の大敵になるのがコバエだと僕は思っているので、そのコバエの出入りを抑止してくれるケースとしてこのコバエシャッターはとても優秀だと思っているので、こちらをチョイス。
湿度管理に関しては、昔ながらのフタ部分がプラスチックの網になっている形状のケースだとどうしても乾燥気味になってしまうとのことなので定期的に水分調整をするという手間を省くためにもこちらを選択しました。
あとは大きさがちょうど良いという点と、視認しやすいという点からコバエシャッターを選びました。

オオクワガタ産卵セットの床材

オオクワガタは在産みが基本ですが、ケースに材だけを入れて終わりにしてしまうと材から落ちたりしてしまったときに材に戻れなくなってしまいエサがなくなったり乾燥してしまうのを防ぐ目的だったりと色々と理由はあります。
なので材を固定するという意味も含めて必ず必要になります。
パターンとして材の下に軽く敷くだけだったり、材を埋めるパターンだったりといくつかあるようですが、僕の場合は材を埋めるやり方で行いました。
用意したのはフォーテックの『産卵一番』とドルクスオーナーズショップの『オオクワ専用スーパー発酵マット』を用意しました。

2つのマットを1対1の割合で混ぜて使用しました。

産卵材

次に用意したのは産卵材ですが、これは近所に昆虫ショップがあるのでそこで1個300円くらいのナラ材とクヌギ材を使いました。

産卵材に何を使用するかはこれもいくつか選択肢があるのですが、手間などをなるべく省いて使えるのが植菌材と言われる材で、最初から材に菌をまとわせているものでメリットとしては加水や乾燥という手間を省き、且つしっかりと菌がまわっているのでメスが反応しやすいという点がありますが、その分金額が高いです…
少し大きめの材が2個で1500円くらいするので、予算に余裕があるならこちらを選択するほうが良いみたいですが、僕は今回そこまで予算がなかったので通常?の乾燥している一般的な産卵材を選びました。

転倒防止材

これは産卵セットの上に置くもので、オオクワガタのメスが産卵セットの中で転倒してひっくり返ってしまったときに起き上がれるようにするのが目的です。
産卵材があるから大丈夫だと思われがちですが、やはりケースの中で一生懸命産卵活動をしていると、材が動いたりして思わぬスペースができてしまい、そこで運悪くひっくり返ってしまうとなかなか起き上がれなくて体力を消耗してしまったり、最悪の場合星になってしまうこともあるので、転倒防止材も必ず必要なものになります。

僕が選んだのは、通常の飼育にも使用している『バークチップ』という物で、木の破片でできていて植え込みなどにもよく使われるようなもので、昆虫用としてAmazonなどでもかえるものですね。
これのなるべく大きめのサイズのものを使うとしっかりとつかまって起き上がれるようになります。
同じバークチップでも小さすぎると転倒防止材としての役目を果たせなくなってしまうのでここは注意が必要かもしれません。

昆虫ゼリー

これは単純に産卵セットに投入するメスのご飯ですね。
産卵中は体力をかなり使いますので、当然お腹が空きます。
産卵セットに入れるのは通常よりもさらに高タンパクなゼリーを入れる方もいるようですが、僕はいつも使用しているKBファームの『プロゼリー』を使いました。
普段のエサと同じですが、そもそもこのプロゼリーが高タンパクゼリーになっているので、産卵時期のメスでも充分なエサと言えるので、僕はあえていつも使っているプロゼリーを選びました。

オオクワガタ産卵セットの組み方、作り方

それではここからは具体的にオオクワガタの産卵セットを組んでいきましょう!
もちろん僕自身が初心者ですし、これが正解というやり方ではないかもしれませんが、僕なりに色々と調べて実践した内容をご紹介していきます!

まずは産卵材を水に浸す

産卵材は基本的には乾燥しているので、そのままでは使えません。
まずはしっかりと水に浸して材の奥まで水分が浸透するようにしましょう!
ここでの注意点としては、乾燥した材を水に入れると浮いてきてしまうので、浮いてしまった部分が乾燥したままになることがあるので、完全に水に浸るように重しや蓋付きのケースに入れて行うようにするのが良いみたいです。

・水に浸す時間は30分〜60分程度
・浮いてきてしまわないように重しや蓋付きのケースを使用

産卵材の樹皮をすべてむく

しっかりと水に浸したあとは材の皮むきです!
これはどうやるかと言うと、スクレーパーやステーキナイフ、小さいのこぎりなどを使って樹皮とその内側にあるオレンジの部分を剥いていきます。

しっかりと水分を含んだ材は樹皮が剥きやすくなっているのでなんなら手で剥くこともできますので、100均に売っているようなステーキナイフやスクレーパーのような先端が鋭利になっていないような物で簡単に剥けるので、のこぎりのようなちゃんとした刃物は使う必要ないかなと個人的には思いました!

画像にはありませんが、一番外側の茶色い樹皮を剥くとオレンジ色の薄皮?のような部分が出てきますが、それもしっかりと剥くと上記画像の右側のような状態になります。

ここまで向けばOKですが、このあとにもう1工程残っていて、ある程度水分を抜くという作業が必要になります。

加水して皮剥いて、そのまま産卵セットに投入すると水分が多すぎてNGです!
人によってやり方や時間は違うようですが、色々と調べてみたところ加水した時間の倍くらいは乾燥させる時間が必要なようです。
もちろん完全に乾燥させるわけではないので、適切な水分量にするというイメージで乾燥させる時間を作りましょう!
乾燥させる方法としては、もちろん乾燥機とか使わずに単純に陰干しですからね(笑)

・皮を剥く道具は危なくないものを使いましょう!
・樹皮だけじゃなく、オレンジの部分も綺麗に剥く
・剥いたあとは、加水時間の倍は乾燥させ適切な水分量に調節する

床材(マット)をケースに入れる

お次はケースにマットを投入します。
ここでのポイントは2〜3センチは固詰めで入れるということと、マットの水分量は思いっきり握ると水が少しにじみ出るくらいの水分量に調整することですね。
固く詰めると言ってもケースが壊れるほど固くする必要はないので、マットを少しずつ入れて上から手で押し固めて適度な高さになるように調節していきましょう。

・マットの水分量は思いっきり握ると水がにじみ出るくらい
・固く詰めて高さが2〜3センチ位の高さになるように
・強く押し固め過ぎるとケースが割れてしまうので注意
・なるべく清潔な手、もしくは清潔な道具を使って雑菌が入らないように

産卵材をケースに入れる

これまでの工程で、適度な水分量に調整した産卵材をそっと床材の上に置きます。
このときは特に注意することもなく、ただ置けばOKですが投げ入れるようなことはしちダメですからね?w

マットを追加投入して材を埋める

追加で同じような水分調整したマットを被せるのですが、このときは固く押し固める必要はありませんので、ただ上からマットを被せるだけでOKです。

マットの中に埋める理由は2つあって、1つ目は水分量を維持するためです。
2つ目はマットがカビに侵食されるのを防ぐためらしいです。

今回いくつか産卵セットを組んでみて分かったのですが、水分量を保持するよりも個人的にはカビ防止の方が役割としては強かったかなと感じています。
マットから半分以上出てしまっている材は割りとカビに侵食されていて、たまにチェックして再度マットを材に被せるようにするとカビが抑えられていたように感じます。
おそらくですが、マットの中のバクテリアがカビを分解してくれるのか、抑止してくれるのかの効果があるのかなと個人的には考えています。

とは言っても材がカビてしまっても産卵にはあまり影響がないようなので、そこまで気にする必要はないのかもしれませんが、エサのゼリーとかも同じようにカビに侵食されてしまったりするので抑えられるなら抑えたほうが良いのかなと思っています。

・このときのマットは固く押し固める必要はありません
・材が見えなくなるくらいマットを被せておくとカビ防止にもつながる
・産卵セット完了後もたまに確認してマットのかけてあげるとさらにカビ防止

昆虫ゼリーを入れる

このときの投入数はプロゼリー2個をスプリッターで半分にして入れました。
通常飼育のときにはこんなには入れませんが、やはり産卵には体力が必要だろうと思いいつもより多めに入れてみました。

でも、このときに入れすぎてしまうとやはりカビなどの影響が多く出てしまうので適度な量を入れるのが良いと思います!

転倒防止材と交尾済みのメスを入れる

ここまで色々と長くなりましたが、これで完成です!

転倒防止材は画像で分かるように適度な量を入れ、どこでひっくり返っても大丈夫なくらい入れればOK!

そしてしっかりと交尾を済ませたメスを投入したら完成です!

生まれて初めてのオオクワガタ産卵セットがこのあとどうなるか?そして産卵セットの組み方がこれであってるのかどうか不安な気持ちが多々ありましたが、それよりも期待値の方が大きかったですね!

ここからしっかりと産卵してもらって、次はまた生まれて初めての採卵作業ができることを祈りましょう!

完成したらあとはお祈りの時間です!

先程も言ってしまいましたが、ここまで組んだあとはもうメス様がしっかりと産卵してくれるように祈るだけ!

交尾がちゃんとできてるのだろうか?
産卵するためのスイッチを入れてくれるだろうか?
無精卵ではなく有精卵を産み付けてくれるだろうか?
考えてしまうことは色々とあると思いますが、もうここから先僕にできることはなるべくストレスを与えないようにすることと、祈るだけですからね!

産卵セットにメスを投入してから取り出すまでの期間

国産のオオクワガタは国産なだけあって、飼育下であっても季節感を感じる虫だと言われているようです。

なので、4月くらいになったら産卵セットに必要な道具などの準備や、ペアリングや同居生活を始めて交尾をしっかりと行わせ、一週間程度の同居期間を経てから5月以降のゴールデンウィークあとぐらいにメスを単体で産卵セットに投入する!という流れが一番良いとされているようです。

そして6月以降から採卵のための割出しや卵を産んでいるかの確認などを行い始めるのがベストってことなんでしょうね。
ちなみに、大型サイズのオオクワブリーダーは6月から卵の状態で割出しをするのが常識らしく、できる限り早めの菌糸飼育が望ましいとのことです。

そこまでのこだわりが無いという方は、割出し作業自体が難しい作業なので、ある程度幼虫が大きくなる6月後半や7月に入ってからの割出しを行うと、産卵材が割りやすくなっていて、さらに幼虫も大きくなっているので割出しをする際に傷つけてしまうという事故を防ぐこともできるので、慣れていない方はそういったやり方を検討してみると良いと思います。

ちなみに、上記の図はあくまでも参考、目安にしていただければと思っているので、ペアリングが遅くなったからもう今年は無理なんだ…
なんてことはありませんので、そこはご了承下さい!

・期間はあくまでも目安なので絶対ではありません!
・ペアリングも9月前までならギリギリOKという説もありました
・でも5月〜9月以外でのペアリング、産卵はコスパが悪いらしい

しっかり産卵しているかを確認する

産卵セットを組んだからあとはお祈りするだけだと言いましたが、そっと様子を定期的に見て上げる必要はあります。
割出しをしなくても、産卵材がマットから出てくるということはメスが産卵をするために産卵材の周りを徘徊しているということになりますので、良い傾向ではありますが先程も言ったようにカビに侵食されることもあるのでマットを軽く被せる必要もありますし、その前に材をカジッて卵を産み付けているだろうか?

産卵材がマットから出てきているけど材をカジッている様子が無いということは産卵スイッチが入っていないのか、交尾が上手くできていないという可能性もあるので、ちゃんと材がカジラれているかを確認する必要があります。

そしてカジッているだけでなく、埋戻しという行為をしていないと産卵を指定ない可能性が高いので、そのへんもちゃんと確認する必要がありますね!

産卵痕だけでなく、卵の様子もしっかり確認しよう!

そして産卵痕があるから大丈夫だ!と思ってしまうのも時期尚早で、無精卵の卵の可能性もあるので、できるなら材を取り出して産卵痕を掘り返して卵がしっかりと膨らんでいるかも確認するとより安心できると思います。

そこまでの作業をするのが難しいというのであれば、産卵セットにメスを投入してから1ヶ月ぐらいしたら一度材を取り出して、少しだけでも良いので材を割ってみて卵や幼虫の存在確認をしてみることをおすすめします!

1ヶ月しても何かしら変化が無いのであれば、おそらく交尾が上手くできていない可能性が高いので、再度ペアリングや同居をさせる必要があると思います。

割出しチェックをまったくしないで放置し過ぎてしまうと、産卵時期を逃してしまうことになるので、可能な限り定期的なチェックはするようにしましょう!

まとめ

そんな感じで僕の人生初の国産オオクワガタ産卵セットの流れを話してきましたが、結局のところこれが正解というわけではなく、あくまでも僕個人の意見と言いますか、僕のやり方はこうですよ!ということなので、もし間違ってるよ!とかこうした方が良いよ!というご意見がありましたら是非ご教授いただきたいと思っていますのでコメント等是非宜しくお願いいたします!

引き続き可能な限りではありますが今後もカブクワ飼育の状況をこんな形でご報告、自分への記録用としてブログを続けていきますのでチェックしていただけるとありがたいです!

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