去年からブリードしている我が家のヘラクレスオオカブト(ヘラクレスヘラクレス)ですが、幼虫が大きくなってきてオスは今の2000ccのブロー容器だと羽化まで難しいのでコバエシャッター中で飼育していましたが、数が増えると場所の問題が浮上。
なので、小スペース&観察のし易さに定評のある『ラクぼっくすWIDE』を試してみました!
この記事の目次
まずは『ラクぼっくすWIDE』を組み立てる
組み立てと言っても、上部の蓋に空気穴として開いている穴を不織布シールで止めるだけなので、何も難しいことはありませんね!
注意点としては、隙間ができないようにするということぐらいです。
ここに隙間ができてしまうとコバエが出入りして大変なことになりますからね!
ちなみに今回はお試しということで1つだけ
ですが、今回使ってみて良さそうだったら我が家のヘラクレスのオスは基本的にコチラのケースを使用しようかなと思っています!
もしすでに使用している方で、何か注意点等があれば教えてほしいです!
一気にケースを全部切り替えるのには結構な勇気(お金)が必要になりますし、しばらく使ってみてやっぱり元に戻そうとなると色々とダメージが大きくなりそうなので。。。
完成した『ラクぼっくすWIDE』にマットを入れる
さて、ケースの組み立てが終わったら次はケースにマットを入れる作業ですが、観察をしやすくするために奥行きが少ないので、マットを入れるには少しコツが必要でした。
いつも使っている虫かごにマットを入れるときには、スコップ盛々にマットをすくいますが、そうするとはみ出してこぼれてしまいます。
なので、スコップ半分くらいにマットをすくって入れることで、こぼさずに入れることができました!
ちなみに今回投入するマットは常時使用している『ショップMDカブトマットプロEX』です!
マットの量はどれくらい入れるか少し悩みましたが、8割程度の量を入れました。
思っていた以上にマットを入れることができましたし、しばらく様子を見て足りないようなら足してあげれば良いということで、とりあえずはこれぐらいでいいかなと。
次に投入するヘラクレスヘラクレスの幼虫を掘り出す
こちらが今回投入する我が家のヘラクレスヘラクレスの幼虫くんです。
去年始めて飼育をしたヘラクレスヘラクレスのペアから採卵して、しっかりと育ってくれています!
去年の8月に採卵して、9月頃に孵化した幼虫です。
すでに3令の中期?なのか少し黃色づいているのが分かると思いますが、まだまだ大きくなってくれると信じています。
ちなみに投入時の体重は・・・
101グラム!
我が家にいるヘラヘラの幼虫は35頭いますが、その中では中の上くらいの大きさです。
今のところ最大体重の幼虫は120グラムくらいなので、その子はコバシャ中ケースの中でしっかりと大きく育っていることでしょう
そして『ラクぼっくすWIDE』に投入!
幼虫を入れたらしっかりと蓋をして、潜っていくのを見守るだけ。
これで後は数回のマット交換をしたら、綺麗に蛹化してくれることでしょう!
今回こちらのケースを使用した理由としては、観察がしたいというよりかは羽化不全をしないように蛹室を作ってもらいつつ、スペースをなるべく取らないようにするというのが目的だったので、無事に羽化してくれることを祈るばかりです。
それでも絶対は無いので、蛹室の作る場所には注意が必要!
今回の『ラクぼっくすWIDE』ですが、絶対にこれで綺麗な蛹室を作ってくれるというものではないので、作る場所によってはやはり長さが足りなくなってしまうこともあるようです。
そうなってしまうと、2年近くも大事に育ててきたヘラクレスが角曲がりになってしまうので、安全な蛹室を作ってくれるまでは注意が必要ですね!
ただ、蛹室をちゃんと作れているかどうかの確認はとてもし易いと思うので、色んな意味で羽化不全を未然に防ぎやすいケースなのかなと個人的には思っています。
まとめ
幼虫を投入して数分もしたらすでに潜って見えなくなっていました。
でも、裏側から見るとどこにいるかは一目瞭然なので、やはりこのケースは今のところ使い勝手が良さそうなので、来月になったらこのケースをあと5つほど追加購入しようと思っています!
ちなみに後から蓋の部分をマスキングテープで塞ぎました!
どうやら蓋と本体の隙間からコバエが出入りしてしまうことがあるようなので、そうならないようにマスキングテープで塞いでみました。
蓋を開ける時に手間になるとは思いますが、部屋の中にコバエが大量発生することを考えればこんなのは手間のうちに入りません!
コバシャ中ケースと比較すると、積み重ねはできませんが置き場所を工夫することでかなりスペースをまとめることができそうなので、満足しています。
しばらく様子を見て、またこのケースがどうなっていくのかを報告していこうかなと思っていますので、もし良ければチェックしていただけるとありがたいです!
それでは、今回はこのあたりで失礼します!